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ただひたすらにtoto1等当選を狙うブログ

【toto966回】【結果】ATの得点が多すぎ問題

toto966回結果

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投票率はこちら

ホーム(1) 引き分け(0) アウェイ(2)
1. 大宮 柏 21% 25% 54%
2. C大阪 甲府 64% 22% 14%
3. 神戸 鳥栖 54% 27% 19%
4. 仙台 清水 62% 20% 18%
5. 磐田 新潟 78% 13% 9%
6. 広島 川崎 17% 17% 66%
7. F東京 札幌 51% 25% 24%
8. 横浜M 鹿島 18% 21% 61%
9. 浦和 G大阪 59% 22% 19%
10. 金沢 京都 21% 27% 52%
11. 長崎 名古屋 29% 21% 50%
12. 松本 大分 54% 26% 20%
13. 湘南 愛媛 83% 10% 7%

toto966回レビュー

1.大宮1−1柏
・柏は、大宮マテウス選手の後半ロスタイムFK弾で同点に持ち込まれました。これで甲府、札幌、大宮と三戦連続で見事残留争いに巻き込まれてしまいました。傍目には可哀想に映ると思いますが、これが今年の柏の実力といえば納得できるものでもあります。このドローで大宮の勝ち点は24となり、広島が足踏みしたことで勝ち点3差に縮めることができました。
2.C大阪2−0甲府
・セレッソがCK絡みの2点で快勝と、キンチョウでの強さを見せつけました。杉本選手が得点を重ねることで勢いに乗っていけると思いますので次節も期待して良さそうです。ピッチコンディションが悪いときは上手いほうが勝つと思っていますが、セレッソのほうが上手い選手が多く見えました。勝ち点28で足踏みの甲府は切り替えていくしかないでしょう。
3.神戸1−2鳥栖
・神戸は、先制点から鳥栖のPKまででした。鳥栖は、ビクトル・イバルボ選手の飛び出しが効いていました。キック精度の高い原川選手の存在も大きいです。逆転のゴールは原川選手のドンピシャCKからでした。シーズンも終盤になり、セットプレーの力が大きく発揮されるシチュエーションが揃ったと言えそうです。PKを獲得した時のような動きでエリア付近でファウルを誘うこともできそうですので、相手にとっては非常にやりにくい戦略を手に入れたと思います。逆転後はフィッカデンティ監督の手腕で押し切った、ということで鳥栖としては苦手のアウェイで勝利したということ以上の収穫があったかもしれません。
4.仙台0−0清水
・仲良く勝ち点1を分け合いました。残留チーム同士の対戦でありがちな結末でした。
5.磐田2−2新潟
・磐田の後半ロスタイムの同点劇で新潟の望みがまた一つ遠のいてしまいました。この試合では磐田が1点ごとに追いついていたことが大きいです。抜群のキッカーを擁する磐田の勝負強さが残り4試合十分に発揮される予感がします。負けていない一方で、勝ちきれていないという事実もありますので、その辺りをもう少し研究する必要があります。
6.広島0−3川崎
・広島はビッグチャンスをものにできなかったことが敗因です。決定力がもう少しあれば3−3、3−2の目もあったと思うのですが、仕方ないです。逆に広島がビッグチャンスを作れたということに着目した方が良いかもしれません。今節はエドゥアルドネット選手が不在ということで、川崎の中盤が少しルーズになっていたということでしょうか。今後、エドゥアルドネット選手がいない状態で決定力の高いチームと当たれば危険かもしれないですね。
7.F東京1−2札幌
・ホームでこの様子ではこれからの4試合、東京は高々1点しか取れないと見てよさそうです。あまりやる気もないでしょう。札幌は逆にモチベーションマックスでした。これで勝ち点を34に伸ばせたことでプレーオフの広島と勝ち点8差を付けることができました。次節のホーム鹿島戦で引き分ければ残留決定でしょう。好調のホームに足踏み状態の首位鹿島を迎えるということで、気持ちが緩まなければ引き分け以上で決着できそうです。ジェイ選手に気を取られて都倉選手が得点、1−0決着というシナリオが思い浮かびました。
8.横浜M3−2鹿島
・いやいや横浜強しでした。鹿島は2失点まで寝てましたね。その後追いついたところまでは良かったですが、横浜の勢いに押されて敗戦までいってしまいました。次節以降は鹿島はしっかり起きて試合に挑んでくるでしょうから紛れはなさそうな気もします。横浜は残り4試合で磐田、セレッソ、仙台、浦和ですので、最後まで総力戦になってきそうです。いつ息切れするか、という見極めが大事でしょう。
9.浦和3−3G大阪
・浦和のファインゴール3つに対して、ガンバは泥臭い3ゴールで応酬しました。後半ロスタイムのガンバの同点ゴールを見ても感じますが、ガンバは本当に気合だけでした。今シーズンは残り川崎戦だけで終了でしょう。浦和は充実していましたが、相手が悪かったですね。まぁ、順位が変わるわけでもないのでいいでしょう。残り4試合は残留争いの広島、そして上位陣、鹿島、川崎、横浜の3連戦でフィニッシュですが、浦和は変速日程ですし、どちらかと言うと11/19、11/25に予定されているACL決勝に力をいれるでしょう。
10.金沢0−0京都
・両チーム決め手を欠いていました。その通りの内容でしたし、スコアレスが妥当でした。京都はやはり例の人の決定力が必須ということでしょう。
11.長崎1−1名古屋
・長崎の守備とファンマ選手へのクロスは信頼度高いです。名古屋はやはり守備力の高いチーム相手にはなかなか得点力を発揮することができないですね。
12.松本0−2大分
・大分の選手の方がピッチコンディションにうまく対応できていましたね。松本はいつも通りのプレーを心がけて足元を救われた感じです。大分が勝ち点で追いかける状況というのも勝利の背景にあるでしょうけれど、大分をちょっと見直したいと思います。
13.湘南1−0愛媛
・愛媛も悪くないですが、湘南が強かったという印象です。湘南はもはや普通に強いです。

【toto966回】【予想準備】minitoto対象外の3試合

toto966回準備

11.長崎 名古屋

・昇格争い対決です。ホームで強い長崎が有利かと思いきや意外なデータを発見してしまいました。今節第二の難問です。

ヴァンフォーレ長崎

・今シーズン長崎がホームで喫した黒星は首位湘南、2位福岡に対する2つです。そして、今節は4位名古屋をホームに迎えての一戦となります。何やらきな臭いデータではあります。そして、きな臭いといえばもう一つ、長崎はホーム連戦は今節で6度目ですが、今まで2連勝は1回だけ、引き分けが3回(ホームでの引き分け全てがここ)、そして、湘南に敗戦したのが1回です。ホームで強い長崎という印象ですが、見返してみると意外なデータが出てきました。

・長崎は堅い守備が持ち味のチームで、1−0、2−1の試合が得意なチームです。シーズン序盤はファンマ選手の得点が多くありましたが、中盤以降はさすがにマークもきつくなってきたからか得点を積み重ねることに苦労しています。第33節の大分戦のように、クロスをどんどん上げていくのが相手チームにとって嫌なことになると思います。

・今節は昇格を争う名古屋との一戦ですが、名古屋戦後、残り4試合は19位熊本、11位水戸、20位讃岐、22位群馬との対戦が残ります。水戸戦はアウェイということで、今節の名古屋、次々節の水戸が山場でしょう。対する名古屋は、22位群馬、13位岡山、10位千葉、20位讃岐との対戦が残ります。岡山戦はアウェイですが、千葉とはホームで戦えることが大きいと思います。名古屋は今節の長崎戦、次々節の岡山戦が山場でしょう。

・残り試合から考えると、長崎は3勝できる可能性が高そうですし、名古屋も3勝は計算できるでしょう。お互い今節は勝ち点3を取りに来ることは間違いなさそうです。

名古屋グランパスエイト

・名古屋は勝ち点65の4位ですが、自動昇格圏の福岡を勝ち点3差で追いかけている状況です。今節、勝ち点3が欲しいのは両チーム同じです。前節名古屋はホームで湘南と対戦し、先制後、逆転されてからの逆転勝利を手にし、自動昇格圏内を狙える位置に踏みとどまりました。湘南は大宮からドラガン・ムルジャ選手を獲得した後、安定感のある戦いで首位をキープしており、J2優勝をひっさげてJ1に復帰するでしょう。

・名古屋もシーズン開始前の評判ではJ2らしからぬ陣容を持ち、風間監督の下で優勝候補筆頭として注目されていましたが、序盤でコケた結果、今のポジションに落ち着いてしまっているという状態です。しかし、シーズン終盤にかけてガブリエルシャビエル選手を獲得し、強力な攻撃陣を一層強力にして、少々の相手なら打ち勝つという新境地に達したことで、怒涛の上昇気配を見せています。

・名古屋としては、相手が堅守長崎であろうとやることは変わらず、点を取りに行くのみですがキーマンであるガブリエルシャビエル選手が前節試合途中の負傷の影響で出場微妙ということが不安要素ではあります。これは、長崎にとっては渡りに船という状況ですので、個人的にはファンマの出場する長崎をマークしたいという気持ちです。名古屋には佐藤寿人選手や玉田選手などの違いのわかるベテラン選手だけでなく、永井選手や青木選手など良い選手も揃っていますので、攻撃力が落ちるとは言え十分に高いレベルを発揮することは間違いないでしょう。

・そして、前回の長崎との対戦では圧倒的なボール支配からオウンゴールを誘発、そして追加点を取って2−0で勝利しています。今節も名古屋がボールを支配すると予想できますので同じような展開は十分にありえると思われます。シーズン終盤は星を分け合うことが多いこともあり、普通に三通りある試合です。結局のところ、ガブリエルシャビエル選手の不在がどこまで影響するか、ということを軸に最終予想を決めることになりそうです。

12.松本 大分

・プレーオフ圏内を賭けた昇格争いです。シーズン終盤のライバルチーム同士の対戦はドロー決着に終わる可能性が高いですが、松本のホーム・アウェイの傾向、大分のアウェイでの傾向を見ると松本有利と判断しています。

松本山雅FC

・松本はじわじわと順位を上げてきて勝ち点61の5位につけています。プレーオフ圏内は絶対確保したいというポジションです。しかし5位松本から9位大分までは勝ち点差4しかないということで、残り試合も気を抜けない状況です。今節はその大分と得意のホームで対戦できる機会ですので勝ち点差を縮めさせないためにも勝利が必要となってくるでしょう。

・松本と言えばセットプレー、ホームで強いという印象ですが、ホームで得点を量産している高崎選手もいます。前節は千葉に1−5で敗戦と松本らしからぬ結果でしたが、千葉は時折フクアリで鬼神の如きチームに変貌し、堅守を誇るチームから大量得点することがあることを考えると運が悪かったと言ったほうがいいかもしれません。

・今節対戦する大分とのアウェイ戦では双方決め手に欠ける内容で0−0のドロー決着と、チームを比べると今節もドローの可能性が高そうな気もします。ただし、松本はホームとアウェイでは別物で、アウェイで引き分けたチームにホームで勝つということは十分にあり得ると思います。

大分トリニータ

・大分は本当に分からないチームです。今シーズンはアウェイでの戦績がホームでの戦績を大きく上回っています。松本とは逆にホームでは別のチームと言う風な具合です。

・大分のアウェイでの敗戦を見ると、シーズン序盤のヴェルディ、山形、長崎、水戸、千葉と守備が堅いチームに破れているようにも見えます。もちろん千葉は別ですが。今回の相手は守備が堅い松本ですので、今シーズンのデータ的には松本優勢と見て問題はなさそうです。あとは、シーズン終盤の昇格争いのモチベーション次第ということになりそうです。現時点では松本シングル勝負でも問題ないと考えています。

13.湘南 愛媛

・逃げ切り体制を整えた湘南が無難に勝ち点を重ねると予想しています。ニンスタの愛媛は期待できるのですが、アウェイの愛媛に期待するのはちょっと。

湘南ベルマーレ

・特に言うべきことはないです。J1での活躍を期待しています。

愛媛FC

・愛媛が面白いのは、ホーム戦での安定感はあるものの、アウェイでの得点数がホームでの得点数を上回っていることです。だから何?というデータですが。アウェイ戦で勝ち点を伸ばせない要因は失点の多さに尽きますが、今節の相手は中盤以降抜群の安定感を醸し出している湘南ということで、なかなか厳しいものがありそうです。

【toto966回】【予想準備】minitotoB枠

toto966回準備

6.広島 川崎

・目標は優勝と言い切れる好調を見せる川崎が残留争いの広島をどういなすか。川崎のキャラ的には落としそうな気配があります。ドローマークも必要と思います。

サンフレッチェ広島

・勝ち点27の16位に沈む広島は、残り5試合、川崎、浦和、神戸、F東京、柏と上位勢との対戦が残ってしまっている状況です。贔屓目に見ても厳しいと言わざるを得ない状況ですが、自動降格圏の大宮との勝ち点差4を縮めるわけにはいきません。もしかすると広島の残り試合の対戦相手を見て15位以上のチームは気楽になっているかもしれないです。

・前節の鹿島戦はチャンスは作れていたものの最後のところで、さすがは鹿島という守備を繰り出され決定的な場面は作れずに無得点に終わっています。守護神曽ヶ端選手が好調ですので、鹿島ゴールをこじあけるのはなかなか難しいと思いますが、裏を返せば守備がしっかりしているチームからの得点は期待できないとも言えます。

・前々節の札幌戦は互いにPKによる1点ずつと流れの中からの得点はありません。それまでの好調っぷりが止まった瞬間と言えそうです。しかし、勝ち点を伸ばさないと降格の足音が聞こえる位置にいますので、良いイメージで臨むことが大事でしょう。

・今節はホーム戦ということですが、今シーズンの広島はホーム初勝利が第23節の甲府戦までなかったことも考慮するとホームの利というのはなさそうな気がします。上位勢、中位勢では、磐田、ガンバ、神戸と引き分けていますが、守備の堅い磐田とはスコアレスドロー、守備の緩いガンバと神戸からは得点と、ここでも堅守を誇るチームからは得点できていません。

・川崎はパット見では守備の堅いチームのように見えますが、アウェイでの下位チームの取りこぼしが多いことが課題の一つです。シーズン序盤はACLの影響をモロに受けての結果ですが、今節はエドゥアルドネット選手、家長選手を出場停止で欠いているアウェイ戦ということが一つの攻略ポイントになるでしょう。もちろん川崎の攻撃陣を抑えることが至上命題ではあります。

川崎フロンターレ

・勝ち点5差で首位鹿島を追いかける川崎ですが、上にも書いたとおり、次節はエドゥアルドネット選手と家長選手が出場停止、しかも残留争いの広島に乗り込むアウェイ戦ということで気が抜けない一戦となっています。力関係では10回やれば7回は勝てるでしょう(7勝2分1敗くらいでしょうか)。2分1敗が出ないような試合運びをすれば問題なさそうですが、何が起こるか分からないのが残留を賭けたシーズン終盤戦です。

・前節の仙台戦は家長選手の退場後に2失点をくらい、その後10人で怒涛の逆転劇まで持っていったことを考えるとその勢いも使って広島も一気にというのが思い描いているシナリオでしょう。これまでの川崎の首位までは届かないというシーズン終盤戦を見ていると、広島戦を落として、残り試合を全て勝利するも届かず…という展開が一番有り得そうです。

・というわけで、川崎のキャラクター的には今節広島戦を落としがちと思います。残り試合の相手は、広島、柏、ガンバ、浦和、大宮と地力のあるチームと残留争いのチームとの対戦が残されています。ホーム戦はガンバと大宮の2試合です。ここは落とさないでしょう。落とす可能性があるのは、柏、浦和でしょうから、次の柏戦を視野に入れてしまうことで、広島戦が疎かになる可能性もありそうです。

・広島が捨て身の攻撃に出てきた場合に頼りになるエドゥアルドネット選手の不在がどこまで響くか、という不安もあります。書いていると段々ドローの香りがしてきました。

7.F東京 札幌

・F東京の地力に残留争い真っ只中のアウェイ札幌がどこまで食いつけるか。あまり本意ではないですが、空気を読まないF東京の勝利を鉄板視。

FC東京

・前節の甲府戦はウタカ選手が前半終了間際に退場となり、その後、太田選手の精度の高いキックから追いつくという展開でした。甲府はゴリゴリの残留争いを展開しているチームですので、10人で追いついたということは悪いことでもないような気がします。

・今節はウタカ選手抜きですが、東京の陣容を見ればいないなりに使える選手は揃っていますので大久保選手辺りは逆にやりやすくなってくるかもしれません。前田選手を最前列に置けば、ベテランラインの完成です。逆サイドは永井選手が居ますのでやりたい放題でしょう。

・今節は、残留争いでまだまだ気が抜けない札幌が相手ですが、札幌苦手のアウェイ戦(0勝3分11敗)、そして曲がりなりにもFC東京ということで、下位チームからの失点は少ないことが有利に働くでしょう。

コンサドーレ札幌

・鬼門も鬼門、大鬼門のアウェイ戦です。残り5試合でホーム2戦、アウェイ3戦ということで、否応なしに危機感が漂っていると思います。逆に言えば、ホームの2戦(うち、1戦は鹿島ですが)を取れば勝ち点を37に伸ばして残留できそうではあります。

・ジェイ選手の加入によって制空権を取りやすくなっていることがプラスですが、それだけではF東京の守備を崩し切ることは難しそうです。こういうときこそベテラン選手が怖い存在になってくると思いますが、使うか使わないかで言うと使ってこないでしょう。今節はスタメン起用でも良いと思います。ジェイ選手に絶妙なクロスを上げるイメージはあります。

・今節は超苦手のアウェイ戦、次節はホームとは言え鹿島戦ということで、正念場となる2戦です。現在の勝ち点が31ということで、気持ちに余裕を持って戦えればドローまではありそうな気配はあります。残留争いをしているチームに余裕を持って戦えるとは思えないので、やはり東京が鉄板かな、という気がします。

8.横浜M 鹿島

・好調の横浜ホームに首位鹿島が乗り込む。マリノスの得点は期待できそうにない中でも守備は安定しているので、スコアレスドローの可能性が高そうです。

横浜Fマリノス

・横浜は今シーズン、ホームで1敗のみと負けない戦いを展開できています。負けないと言いつつも下位チームには引き分けられるという煮え切らない展開ではありますが。シーズンも終盤に差し掛かり、ウーゴヴィエイラ選手の仕事っぷりが板についてきたように思えます。しかし、今節はウーゴヴィエイラ選手が負傷で離脱、齋藤学選手も不在ということで、前線に不安が残る状態で首位鹿島を迎えることになります。一番面白くないシナリオとしてはスコアレスドローですが、可能性としては一番高そうです。

・マリノスの攻撃陣で一人気を吐いているのがマルティノス選手ですが、流石に鹿島はチャンスを与えないでしょう。こうなってくるとマリノスの劣勢具合が明確になってきます。

鹿島アントラーズ

・シーズン終盤ですが、今の鹿島は盤石の一言に尽きます。シーズン序盤はACL絡みのホームでやらかしが目立っていましたが、ここにきてアウェイで取りこぼす雰囲気が出てきています。そして、今シーズンは引き分けが一つ(F東京とのアウェイ戦)と勝ち負けがはっきりしているというデータがあります。

・今節はそのアウェイということで、取りこぼしに期待したいところですが、マリノスの現況を見ると期待しすぎるのもどうかな、という気がしています。エースの金崎選手が戻ってきて、順当に鹿島勝利、紛れてスコアレスドローという感じでしょうか。しかし金崎選手の代役がペドロジュニオール選手とはなんとも贅沢な布陣です。

9.浦和 G大阪

・長年続く因縁の対決。今シーズンはACL然り、明暗分かれている両チームの格付けは終わっているか。しかし、ガンバの真骨頂はシーズン終盤にあり。今節の難問の一つでしょう。

浦和レッズ

・浦和は何と言ってもACL決勝進出を果たしたことが今シーズンの最大の見せ場でしょう。リーグ戦ではあまり勝ち星に恵まれていませんが、黒星も少なく安定感が出てきています。日本代表、ACLなどリーグ戦以外のところから良い影響が出ているのでしょう。リーグ戦からはACL出場権は不可能ですので、優勝枠で来シーズンも参戦できることを期待しています。

・シーズン序盤はACL絡みで黒星を量産していましたが、監督交代、ベスト16辺りからはACL明けに強さを発揮しています。今節もACL上海戦からの連戦になりますが、流れ的には浦和優勢と見て良さそうです。

ガンバ大阪

・正直今のガンバに期待するだけ無駄な気もします。一方で、ガンバ舐めるな、と言い続けてきた背景がありますので、個人的には一発を期待せざるを得ません。今節は宿敵レッズが相手ということで、いつも以上の力が出る可能性もあるでしょう。

・中盤戦以降調子が上がってこないことで、totoでは苦しめられてきたガンバですが、その調子で行くと今節は人気薄で勝利という逆の意味で苦しめられるという展開もあるかと思います。ガンバの真骨頂は終盤戦という節もありますので、注意しておく方が吉という気がします。

10.金沢 京都

・対戦成績は1勝3分1敗の五分です。京都のスタメンが順当に並べば京都勝利の可能性が高いです。

ツェーゲン金沢

・最も大きな不安要素は、金沢の失点パターンと京都の得点パターンがぴったり合致していることです。セットプレーです。金沢はセットプレーからの失点をとにかく防ぐことが勝利への唯一の道筋でしょう。しかし、セットプレーからの得点が多いチームからのセットプレーでの失点が嵩んでいることも事実ですので、京都が無得点に終わる可能性は極めて低いと考えられます。そして京都には恐怖のFWが居ます。強力選手陣を止めきるにはなかなか骨が折れるでしょう。

・直近の5試合は2勝2分1敗、11得点と数字的には十分な試合内容です。J2残留争いに足を踏み入れていましたが、この5試合で脱したと言っても過言ではないです。この辺りの気の緩みのようなものがあれば、アウェイの京都としてはやりやすくなってくると予想できます。

京都パープルサンガ

・中盤以降、イ・ヨンジェ選手がスタメンで出ると負け試合がないというデータがあります。ということは、今節も順当にイ・ヨンジェ選手と闘莉王選手がスタメンに名を連ねると、京都が負けることは考えにくいということです。そして、上にも書いたように、金沢の失点パターンであるセットプレーに特化させた戦略も取れることで、京都有利というのは揺るがないと思われます。

・京都のもう一つのストロングポイントは、後半途中からケヴィンオリス選手、大黒選手を投入することで、パワープレー、カウンターと言った戦略を取ることができる点にあると思います。京都としては前半のうちに先制、後半途中から選手交代して追加点というプランでしょう。

【toto966回】【予想準備】minitotoA枠

toto966回準備(minitotoA枠)

・長期間totoから離れてしまいましたが、今回から復帰します。復帰初戦でキャリーオーバーが発生しているということで、しっかりと準備して美味しくいただいてしまいましょう。

・今回から、暫定的ではありますが、半ばにminitotoA枠の5戦、minitotoB枠の5戦、残りの3戦と3つに分けて考察し、開催前に最終予想を書いていくスタイルでいきます。

1.大宮 柏

・総合的に見れば柏が一歩リード。残留争いに巻き込まれている柏に対して、ホーム大宮のワンチャンをどこまで期待するか。

大宮アルディージャ

・泣いても笑っても残り5試合を残すのみとなりました。否応なしに高まる残留争いですが、大宮は勝ち点23の17位で自動降格圏内です。一つ上の広島は勝ち点27、もう一つ上の甲府は勝ち点28と入替戦に進むには勝ち点差4を縮める必要があります。

・大宮の残り対戦は柏、C大阪、仙台、甲府、川崎Fです。ホーム戦は柏と甲府戦を残しています。少なくとも勝ち点4を取らなければ話にならないということで、ドローは度外視して、白星3つ、黒星2つという辺りが狙いどころではないでしょうか。

・大宮の直近5試合の戦績は、アウェイ鹿島(●0−1)、ホームガンバ(△2−2)、アウェイ磐田(●1−2)、ホーム清水(△0−0)、アウェイ横浜(△1−1)と、上位勢に食らいついているものの、白星はなし、と厳しい結果になっています。

・前節、勝利を目指してきた横浜との引き分けは価値があると思いますが、マルセロ選手が二枚のイエローを貰って次節出場停止となったことは非常に痛い展開です。その前節、残留争いを繰り広げる清水とのホーム戦での引き分けの流れを断ち切る先制点を奪ったという運も手放した格好になってしまいました。

・今節は、そういった悪い流れの中で、エースマルセロ選手不在という状況を打破できるか、という点に注目です。大宮のホームはサポーター席が近く、独特の雰囲気を持つスタジアムですので、勢いで大宮ワンチャンあるか、という見方もありでしょう。

柏レイソル

・対する柏は残留争いに巻き込まれての二連敗を喫しています。優勝争いはできないですが、ACL出場権を賭けた3位争いも激化しています。柏は勝ち点53の3位ですが、ひとつ下には勝ち点52の横浜M、さらには勝ち点51のセレッソ、勝ち点50の磐田と続いています。

・優勝争いをしていたかと思えば、残留争いに巻き込まれて勝ち点を失う嫌な流れのなか、今節も勝負駆けの大宮とのアウェイ対戦になってしまいました。

・2節前の甲府戦では、最後の最後で体を張る守備陣を崩すことができずに無得点、終盤にドゥドゥ選手の個人技で決勝点をあげられた、という展開でしたが、今節の大宮戦も最後のところは死んでも守るという守備陣が控えていると思いますのでなかなか得点に結びつけることはできないと思います。

・前節の札幌戦は、ジェイ選手と戸倉選手に圧倒的な高さの差を見せつけられての完敗となってしまいました。札幌のホーム戦、特に厚別戦というのは非常に難しいとは思いますがそれを差し引いてもやられすぎでしょう。

・大宮は、マルセロ選手がいないため、4−1−4−1のフォーメーションでくるでしょう。しかし、大宮には甲府のドゥドゥ選手のような破壊力のある選手、札幌のジェイ選手のような高さのある選手はちょっと見当たりません。ということは、甲府、札幌とは違う方向性での戦いが見込まれるということです。

・この観点で言えば、甲府、札幌、大宮と三者三様の戦い方でやられた、となることもあるでしょうし、甲府、札幌とは違って大宮は相性が良かった、となることもあるでしょう。柏といえば守備が固いというイメージですが、ここ6試合は相手によらず無失点には抑えれていません。一方、得点力は勢い落ちずといった様子。大宮の得点力、ホーム力(土壇場力)に対して、柏は持ち前の守備力と得点力で立ち向かう一戦になりそうです。タフな試合になるでしょう。

2.C大阪 甲府

・金鳥スタジアムで強いセレッソ有利に対して、甲府がどこまで引いてくるかが鍵。当然ドゥドゥ選手、リンス選手の一発によるダークホース発生は要警戒。

セレッソ大阪

・前節はホームで強い鳥栖に対して、PKで先制点を献上するも、前半のうちに杉本選手のナイスゴールで追いつき、後半は流れの中から清武選手の決勝点と、満点の出来といえるでしょう。勢いに乗る杉本選手の得点、久しぶりとなる清武選手の得点で勝利したことで、広島に負け、仙台、川崎にけちょんけちょんにされたリーグ戦三連敗は払拭されたと思われます。

・今節は仙台戦でこそ土がついたものの、それ以外は全勝と相性の良い金鳥スタジアムでの試合ということで、チームとしての勢いはあると思います。そして、仙台に敗れた時点で優勝争いからは実質離されたということで、川崎とのモチベーションの差が出たように思えますが、そういったところから、次はACL出場圏内という目標を得たことで好調シーズンの最後を飾ろうとする意図があってもおかしくないと思います。

・懸念事項としては、仙台戦、川崎戦で崩されまくった守備陣の立て直しですが、連敗直後のルヴァン杯準決勝の大阪ダービーでは2−2の引き分け、2−1で勝利と、大阪ダービーという舞台を割り引いてもまずまずの結果だと思われます。前節の鳥栖戦でもPKによる1失点のみと、好調を支えてきた守備が帰ってきたような気もします。山村選手の不在は当然痛いですが、今節はそれを上回る攻撃陣の活躍が期待されます。

ヴァンフォーレ甲府

・三節前の横浜戦からいきましょう。横浜は上位を目指す上で勝ち点3を獲りに来ている状況でした。確かに、上位を争う川崎にアウェイで敗戦し、ホームで柏と引き分けた後のアウェイ戦という良くない流れでしたが、勝ちに来ている雰囲気は満々でした。その横浜の追い上げを振り切ったのが遅咲きのエースドゥドゥ選手でした。相棒リンス選手とともに、シーズン終了の足音が聞こえだした24節から得点を量産しています。シーズン序盤は決定力に不満がありましたが、ワンチャンスをものにすべきシーンできっちりと決める残留チームのエースとしての風格が漂っています。

・ホームで横浜を下した後はアウェイの柏戦で大金星を上げました。ここでもドゥドゥ選手が試合終了間際のワンチャンスをものにしました。前節のF東京戦は、ウタカ選手の肘打ち退場で10人になったところまでは良かったですが、その後、太田選手のキックに勝ち点2を奪われる形となってしまいました。F東京は空気を読まないのが特徴ですので仕方ないですが、勝ち点1を積み上げて広島から一つリードを奪ったという事実の方を重視しましょう。

・甲府の残り試合は、アウェイのセレッソ、ホームの神戸、アウェイの新潟、アウェイの大宮、ホームの仙台です。新潟は沈みましたから、アウェイの大宮戦が大一番になってきそうです。とすれば、今節のセレッソ戦、次節の神戸戦は引き分け、新潟戦、大宮戦は勝ちに行って、仙台戦を前に残留を決めておくというのが最高のシナリオでしょう。もちろん、セレッソ戦、神戸戦では勝てれば大きいですが、現実的に考えてキンチョウで圧倒的に強いセレッソ、ポドルスキ選手がフィットしだして安定感を増した神戸となれば、最初から引き分け狙いの戦略を取ってもサポーターは怒らないでしょうし、そうすべきだと思います。

・白星、白星、引分という良い流れを切りたくない甲府としてはやはり引き分け狙いがしっくりきます。しっかり守ってカウンターで一発狙いという戦略を取る以上、セレッソの好調攻撃陣を完封する必要がありますが、その辺りは残留のプロフェッショナルとしてまとめてくるのではないか、という気もします。

3.神戸 鳥栖

・押しも押されもせぬ中位チーム対決。アウェイに弱い鳥栖、ホームに弱い神戸だが、直近の勢い的には断然神戸。

ヴィッセル神戸

・前節は浦和とのアウェイで1−1のドロー、前々節は新潟とのアウェイ戦で2−0の勝利と5戦負け無しで、毎シーズン終盤に見られる神戸の快進撃の一部を見ているようです。神戸の特徴としては、序盤好調、中盤不調、終盤好調の波があることですが、今シーズンはまさにその通りの流れになってきています。

・何と言ってもポドルスキ選手のフィット感が増してきていることが好調の要因だと思います。ポドルスキ選手は故障も少ない名プレイヤーですので、好調のままシーズン終了を迎えてもおかしくはありません。一瞬の隙を突いて得点まで持っていく決定力は相手チームにとっても脅威となるでしょう。残り5試合で上位を目指すのは現実的ではないでしょうが、ただの消化試合ではなく、来シーズンに繋げるという意味合いも大きい5試合になるでしょう。

・今節はノエビアスタジアムの最終戦ということで、選手もサポーターも一層力を入れてくることが予想されます。次節以降は、アウェイの甲府戦、神戸ユニバでの広島戦、清水戦と、残留組との対戦が控えていますが、迎え撃つ神戸としては、相手のことを気にする余裕もなく、シンプルに勝ちを狙うという試合になるでしょう。神戸の快進撃に期待しています。

サガン鳥栖

・前節は、得意のホーム戦でしたが、良いところなくセレッソに1−2で敗戦しました。その前は、鹿島をホームに迎えて、チャンスらしいチャンスを作らせずに1−0のクリーンシートで勝利しています。

・鳥栖はホームで強いとは言え、取りこぼしがない方の強さを見せていることが特徴です。今シーズンも柏、川崎、ガンバ、セレッソと上位勢には敗戦となっていることからも分かりますが、単純に上位勢には届いていないということが伺えます。そんな中での首位鹿島から勝利をもぎ取ったので、価値はありますが、首位を迎えるという特殊な状況下で完璧な試合運びが出来たと言っても過言ではないかもしれません。

・押しも押されもせぬ中位チームとしてのポジションを確立していますが、ここから上位を狙うにはやはりアウェイでの取りこぼしを減らし、ホームで上位勢を退ける戦略というのが必要になってくるでしょう。フィッカデンティ監督が来シーズンも指揮を取るならこの辺りを調整してくれば面白いと思います。

・鳥栖は、アウェイ戦に弱いイメージですが、単純に負け試合が多いというわけでもありません。14試合で1勝7分6敗と、意外と引き分けが一番多くなっています。来シーズンはこの引き分けをどれだけ勝利に変えられるかが上位に食い込むポイントになると思います。今シーズンの順位はほぼ確定している状況で来シーズンを見据えていないはずがないという観点では、課題のアウェイ戦となる今節は何か試してくる可能性もあるかもしれません。

・ただし、ホームで強くアウェイで弱いというチームの特色は簡単に変えられるものでもないため、今節からいきなり結果を出すという可能性は少ないと言えるでしょう。 小野裕二選手と福田選手の右サイドは強力ですし、イバルボ選手を最前線に置く今のシステムもしっくりきているような気もします。今シーズンはこのままのシステムを詰めていく作業になる可能性が高いような気がします。

・今節はちょうど良い順位の神戸とのチーム力比べとして良い機会になるかもしれません。そうなれば、現状でやや上かと思われる神戸に軍配が上がるような気がします。

4.仙台 清水

・残留争い組の直接対決。清水はアウェイ、アクシデントで不利は仕方ないか。清水はアウェイでのドロー力の見せ所。

ベガルタ仙台

・現在勝ち点35で12位というポジションですが、入れ替え戦対象チームの16位広島とは勝ち点差8となっており、連敗は避けておきたい状況です。今節の清水だけでなく、大宮、甲府との直接対決も控えていることで、仙台の緊張感は良い方向に保たれているという見方もできます。

・気合の入りようはセレッソ、浦和、川崎との三連戦でも大いに発揮されていたと思います。セレッソ戦は得意の金鳥スタジアムで4−1の快勝でしたが、浦和戦はディフェンスラインをパスで崩されての3失点、川崎戦は家長選手の退場後、2点先取した後に引いたラインの外からミドル3発と、浦和、川崎の攻撃陣を止めることができなかったことが不安要素ではあります。

・特に、前節の川崎戦での逆転負けは精神的にもグッと来るものはあるでしょう。今節は残留争いを演じる清水との一戦ということで切り替えてくるとは思いますが、多少引き摺っていてもおかしくはないように思えます。しかし、今シーズンの仙台は下位チームには強く、上位チーム位はコロッと負けるような印象ですので、ある程度楽観視していいとは思います。

清水エスパルス

・清水は勝ち点29で14位と残留圏ではありますが、16位広島とは勝ち点差2であり、1試合でひっくり返る状況です。また、降格圏の17位大宮とは勝ち点差6ですので、今節大宮が柏に勝てば間違いが起こりそうな展開になってきます。ここ4試合で1分3敗と勝ち点を1しか伸ばせていないのも痛いです。そして、何と言っても前節磐田戦での松原選手の退場、鄭大世選手の離脱が大きすぎます。

・とは言え、残りの戦力を最大限使って勝ち点を拾っていくしかないんですが、攻撃陣が好調の仙台が相手となると、引き分けも難しいのではないか、という気がします。仙台戦の後は、空気を読まないF東京、残留争いの札幌、降格濃厚新潟、好調神戸との試合が控えていますが、正直勝ち点を計算できそうなのは、ホームに迎える札幌戦、新潟戦でしょう。とすれば、今節は引き分け狙いが妥当、残り5試合で2勝1分2敗、勝ち点36でフィニッシュというのが狙い所でしょう。

・引いて守るとすれば、注意すべきは仙台のセットプレーですが、残念ながら90分防ぎ切ることは難しいと思います。とすれば、1点を取りにいく必要がでてくるでしょうが、今の清水には果てしなく遠いものになりそうです。試合開始から何が何でも0−0という姿勢で挑めばなんとかなるかもしれませんが、流石にそこまではしてこないでしょう。

5.磐田 新潟

・モチベーション的にもホーム磐田と見て問題なさそうですが、残留プロ新潟の終盤の粘りは注意。両天秤推奨案件。

ジュビロ磐田

・前節は静岡ダービーを3−0であっさり勝利。上位との対戦でも簡単には負けない強さを持っており、絶好調のシーズンを送っている磐田ですが、ここまで来ればACL出場権の3位まで狙ってもいいと思います。大宮柏戦、セレッソ甲府戦と同様に、残留争い組と3位争い組のカードですが、相手関係からは今節は磐田が断然有利でしょう。

・一つ注意しておくことは、降格がほぼ決まっているとは言え、可能性はゼロではない新潟が相手ということです。新潟はアウェイの直近5試合で1勝3分1敗と、ダークホースっぷりを遺憾なく発揮している状況です。この辺りは絶対的なベテラン中村俊輔選手が重々承知でしょうし、名波監督率いる磐田だから安心できる気もしますが、ヤマハスタジアムでは6勝2分4敗と、シーズン7敗のうち4敗を経験しているという意外なデータがあります。

アルビレックス新潟

・相手となる新潟は、ご存知残留のプロです。2004年以降熾烈な残留争いを繰り広げながら、最後の最後できっちり残るという残留の鑑です。そんな新潟ですが、今シーズンは昨シーズンから主力選手の離脱が激しく、シーズン序盤から苦戦を強いられています。流石に今年は残留が難しいのではないか、という状況でスタートを切りましたが、残り5試合を残した現時点でもやはり残留の可能性はほぼゼロと言っても過言ではないと思います。

・今シーズンの新潟の不振は何と言っても助っ人選手の不振に尽きると思います。例年強力なFW、MFを補強する新潟ですが、今年は目立った活躍が見られません。この点で新潟恐るるに足らずと言い切ることも可能でしょう。前節はガンバを下しましたが、今シーズンのガンバといえば中盤から失速し、序盤の貯金を使っている状態です。主力選手が移籍し、ACLで疲弊し、ルヴァン杯も負け、目指すものがなくなっている状態です。そんなガンバからの白星は勝ち点的には大きいですが、サッカーの価値としては薄いものでしょう。

・今節も広島勝利、新潟敗戦で降格が決まる勝負駆けの試合ですので、気合の入った試合は見せるでしょう。残留のプロ新潟が例年とは違う陣容で挑むシーズン終盤戦ということで注目していますが、今回は少し相手が悪かったように思えます。